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なんなん。。。

大学卒業後はパチプロを2年半

そのあと就活して職歴にパチプロって書いたら門前払い

「虚業だろ?あ?」

って面接官に言われたこともある
しかしたしかにその2年半は純粋なパチンコの勝ち分だけで
家賃8万円を払ってそれでも手元に残るほどの利益を上げていた

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そういうとこだぞ

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わかった

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東大寺学園と県立奈良に受かるも相次いで両親が他界

公立学校の奈良に進むもまわりのレベルの低さに落胆してしまった

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10年前とかドブジルでもスロ生活できるだろ
今やってこそプロ

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1、早起きが苦手
2、満員電車絶対嫌だ
3、そもそも働きたくない
4、搾取されるのはゴメンだ

↓人生の最善解↓

儲かる物理

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パチプロも借金無視とか都合のいいことフカしてなければ立派な職業ぞ

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24歳から10年あれば普通に就職できていたはずだが

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勿体無い

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結局は2年の秋に高校を退学

親もいないし中卒Оkの社員寮付きの工場に就職
しかし基本的には無気力でサボりがちだった

社員寮の隣の部屋だった男性に

「君は勉強してもっと上の世界に行ったほうがいい」
「こんなところにいてはダメだ」

と諭してくれて
引越し資金の30万円を現ナマでくれた

「受け取れ、返さなくていいから」

そう言われてそのお金で俺は東京に出てきた

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パチプロで利益あったんならそれを元手に投資すればいいのに

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医科大学かよ
医者のバイトなら日給十万円とかだしええな

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高校が県立ってことだろ
大学はまだわからない

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職歴にパチプロって書いちゃう時点でお察し

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そしておっちゃんの言うとおり
すごく勉強して国立大学に合格した

お礼を言いに奈良に戻ったら
おっちゃんの社員寮の部屋は空室になっており

寮長に聞いたら俺が来る2ヶ月前に事故で亡くなったことを知らされた
なのでおっちゃんの墓参りだけして

「強く生きます、あなたのくれた勇気で」

と誓った



誓ったはずなのに俺は転落してしまった

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なんか語りだしたぞ

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おっちゃん「大丈夫、俺が憑いてる」



おっちゃん「さぁ、新台投入の日だ!行こう!」

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国立大学を卒業して一旦は一流企業に入社した
順当に行けば30歳で支店長になり年収1000万円コース

しかし俺は無気力だったので無断欠勤してはパチンコ屋に通っていた
そして毎回大勝ちしていたので出禁になった

その頃からパチンコで食えるかもと思った
昔と違っていまはパチンコで食えるか食えないかは
ホールの空気の読みと台の出るタイミングの見極め
昔みたいにランプが光った時に入賞すれば数字が揃うみたいなことはない

なので完全な野生の勘で食うか食われるかが分かれてしまう
俺は幸か不幸かホールの空気の流れを読む能力に長けていたので
ふつうなら追いかける局面でも潔く台を捨てたり店を変えたりして
毎月15万ほどの利益を上げていた

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勝手に語るな

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東京の国立大学文学部を卒業して
エリート証券マンの道を捨てて

パチプロとして年収200万を稼ぐ日々に
渇きを覚え始めてそのころからバイトで講師を始めた

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パチンカスは嫌いだけど
こういう、勝ちを盛ったパチ漫画とかエッセイは好き
ああいうの読んで俺も勝てると思った人がハマるんだろうな

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競馬の馬券師としても活動を開始

18頭立てで12番人気の馬を軸に3連単を購入して的中させたのが過去最高
1レースで12万円かけてそれが820万円になって戻ってきた

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ま、どうでもいいんですけどね

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いい大学出ても馬鹿が居ることを教えてくれてありがとう