taiho (2)
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 数カ月後、花森容疑者から「学年は上だ」と説明された。男性は敬語に直すべきか確認したが、花森容疑者からは「別に直さなくていいよ」と言われていた。

この年の秋以降、花森容疑者は別のサークルに入ったため関係は疎遠となった。男性は花森容疑者について「サークル仲間。それ以上の深い関係ではなかった」と振り返る。その後も、大学で花森容疑者の姿を見かけることはなく、「米国の大学でワニの研究をしている」といううわさを聞いた程度だった。花森容疑者が静岡県の大学に入り直したことは知らなかった。

 「来週沖縄に行くから泊めてほしい」。大学4年生だった20年9月、花森容疑者から突然、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡があった。男性が「いいよ」と返信すると、花森容疑者はそのラインで「敬語を使え」「先輩後輩の節度を乱さないようにしてください」などと求めてきた。

 男性は当時取り組んでいた卒業論文執筆の忙しさに加え、新型コロナウイルス禍での外出自粛のストレスもあり「同期の友人と思って接したが、そのような関係を強要するなら泊めることはできません」と断りのメッセージを送り、ラインをブロックした。

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 約2週間後、自宅に茶封筒が届いた。住所以外はアルファベットで書かれ、差出人としてサークル時代に知り合った留学生とみられる名前が記されていた。中に折りたたまれて入っていたA4サイズ1枚の紙には「絶縁します」「お前みたいな低脳には分からないだろうが俺は先輩だ」「あなたにまじないをかけた。君が反省すれば解くヒントが見つかる」とつづられていた。

 花森容疑者から送られてきたと感じ、気味が悪くなってすぐに捨てたという。男性は今、ラインでのやり取りが事件の引き金になったのではないかと考えている。

六本木で「鉢合わせ」

 事件の1カ月前、男性が「運命の巡り合わせが悪かったとしか言いようがない」という出来事があった。

 21年7月下旬の深夜。仕事を終えた後、気分を変えて普段と違うルートで帰ろうと考えた男性は、最寄り駅ではない東京メトロ南北線六本木一丁目駅(東京都港区)で下車した。改札を出ようとすると、後ろから「おーい」と声をかけられた。振り向くと、駅構内に花森容疑者の姿があった。

 4月ごろ、大学時代の知人に男性の居場所を聞き回っていると聞いており、身の危険を感じた。しかし、改札を出てもついてきたため、仕方なく話しながら歩いた。「親しい人にも職場や自宅の詳しい住所を伝えていないのに」。なぜ、通勤経路の駅に姿を現したのか、今も理由は分からない。

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米国でワニの研究をしているのかを尋ねると、花森容疑者は「最近はワニより寄生虫の研究が進み、ノーベル賞を取れるかもしれない」「研究の合間に東京オリンピックの通訳のバイトで来ている」と上機嫌に話したという。途中でタクシーを拾うと一緒に乗り込んできた。自宅最寄りの白金高輪駅付近で降りて帰宅しようとすると、襟首をつかまれた。「まだ(帰るには)早い。10分だけしゃべらせて」と言われ、近くの公園に行くことになった。

 男性は、ラインをブロックした後ろめたさがあったことから「昔は失礼なことをして申し訳なかったです」と謝った。花森容疑者は「俺も若かった。別に怒っていない」と応じて別れた。男性は「これで和解できたと思った」と胸をなで下ろした。だが――。

顔が沸騰したように熱い

 約1カ月後の8月24日夜。この日は途中まで職場の先輩と一緒に帰宅していた。不動産会社に就職して4カ月がたち、悩みながらも少しずつやりがいを感じていた。「今月は絶対契約を取ろうな」。そう励ます先輩と別れ、電車に揺られながら「前向きに頑張ろう」と気を引き締めた。

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和解できたんちゃうんか…

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わけがわからんわ
何でこいつはこんなにキレたんや…

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頭おかしい奴の地雷ってどこにあるかわからんし

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やべえやつじゃん

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ガイジやろこんなん

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どうなっとんねん思考回路

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ロックオンされた時点でアウト

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凶暴なsyamuやん

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勝手にシンパシー感じて同情しとるアホおったけど
コイツはイジメをやる側だからな

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この情熱を創作とかに向けたらそれこそ別の人生歩めたやろうにな
親が中国やから儒教思想なんかね

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タメ口きくからやん

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回避不可能

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振れ幅が極端なんかな

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執着気質の奴に一度ロックオンされたら対話は無理や
警察行くしかない

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>>22
これ警察行っても対処してくれなそう

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こんなん無理やわ

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これとばったり再開したの本当に運悪すぎて草

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>>27
多分こいつのことやから毎日大体帰る時間調べるか予測して偶然装って出会ったんやろ

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>>27
再会は偶然やけどコイツの執念ならいずれ特定はしてたやろな

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直さなくていいよって言われて本当に直さないとか礼儀がなってなさすぎだろ

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なんJが生んだタメ口モンスター

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ほんまにかわいそう
運なさすぎるわ

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これどうやったら回避できたんや
被害者めっちゃ下手に出て刺激しないように会話に付き合ったのに

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>>39
LINEブロックしとるで
嫌いな奴をブロックするのは別に悪いことではないが

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>>39
初手ブロックや
下手に関わったのが間違いや

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>>59
まあ俺はそんな奴を何人も病院送りにしてきたがな

ん?あれ?病院だったか?

地獄だったかもしれんすまんな

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>>59
でもラインブロックがきっかけで陰キャチー牛に殺された女の子とかもいたしな

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>>98
それ下手に関わったからやろ
初手で拒絶や
まずライン教えたら終わりや

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>>39
ブロック前の一言が余計
相手をイラつかせる言動を行いブロックはあかん

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>>327
マッチングアプリとかでも断り文句してブロックするやつは危ないと思わんのかと思うわ
未読スルーが1番なのに

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午後9時ごろ、白金高輪駅の改札を出て、地下2階から地下1階に向かう上りエスカレーターを降りる直前、後ろから一段一段駆け上がる足音が聞こえた。左側に寄って通路を開けると、追い抜きざまに何かの液体を顔にかけられた。

 「うわっ、ついていないな」。反射的に目を閉じたため姿は見えなかったが、酔っ払いに水をかけられたと思って顔を拭おうとした。だが、液体がかかった唇が酸っぱい。「酸性の液体だ」と思った瞬間、顔が沸騰したように熱くなった。

 その場で目を閉じたまま「助けてください」と叫ぶと、通行人から「服を脱いだ方が良い。服が溶けている」と言われ、ワイシャツを破り、渡されたミネラルウオーターを顔に流し続けた。途中で少し片目を開けると視界が黄色かった。「熱湯に指を突っ込んだような感じで、熱いのが2回来た後に痛みが1回、というのを繰り返す感じ」。約1時間後に都内の病院に搬送され、すぐに入院することになった。

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>>53
かわいそう

[ 317 ]
>>53
通行人有能やな
水で流さなかったらもっと悪化してただろ

[ 339 ]
>>317
この事件の後、こういう時に水でもお茶でもとにかく洗い流すのが大事って
医者さんが言ってた
飲みかけのペットボトルだとあれだから、そこらの自販機で買って来て使うとか

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>>339
ワイも同じようなこと聞いたわ
周りの通行人がスマホパシャパシャするような奴らじゃなくてほんま良かった

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こいつ数年で出てくるんやろ
またやるぞなんか

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>>65
こいつは絶対やるわ
大したことないことでここまで逆恨みする奴なんてサイコパスとしか思えん

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ガイジの中でもほんまにヤバい系のガイジやんけ
こんなん回避不可能やで

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こういう奴が普段は常人のフリして潜んでるんやもんなぁ。やっぱり人生は運ゲーや

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こんなんと関係持ったら上手く逃げられる自信ないわ

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和解したと思っても安心できないんやな
怖いわ

引用元: ・https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1632552679/